食事をした後など、お腹にガスが溜まりやいと悩んでいる人はいませんか?
ひどい時には痛みを帯びるくらいパンパンに張って、まるで妊娠しているかのようなお腹になることも。
とても苦しくて、すぐにでも解消したい!という気持ちになりますよね…。
そこで今回のブログでは、お腹にガスが溜まる原因と改善法について解説していきたいと思います。
なぜお腹にガスが溜まるのか
まず、お腹に不調を感じる原因は大きく分けて3つあります。
- お腹に取り込んだ空気
- 食事により摂取した個体
- 飲み物などの液体
上記のいずれかを多く取り入れると腸内が肥大化し、腹部のスペースを圧迫することによってお腹が張った状態になります。
腸で消化吸収されにくい食材・食品を摂取すると、小腸内で吸収しにくい糖質が溜まっていき濃度が高くなっていきます。
小腸には濃度の高いものを薄めようとする働きがあるため大量の水分を発生させ、小腸内は水浸しの状態になります。
水浸しになった腸は過剰な運動を起こすため、お腹がゴロゴロしたり、痛みを感じることもあります。
さらに、腸内に溜まった水分を排出しようとするため、下痢をしやすくなってしまいます。
そして、腸で消化吸収されにくい食材・食品は、小腸で吸収されないまま大腸にまで到達してしまいます。
大腸にまで到達した消化されにくい食品・食材は、大腸にいる腸内細菌のエサとなり、大腸内に大量のガスが発生するためお腹がパンパンに膨らんでしまうのです。
このガスは、ほとんどが水素と二酸化炭素(またはメタン)で形成されたものです。
ガスが溜まるとオナラの回数が多くなる
一日にオナラをする回数は、男性で約4回、女性で約7回と、女性のほうが多いという統計があります。
量にして一日約2リットルのガスを放出しているそうです。
かく言う私も、以前までお腹にガスが溜まりやすい体質でした。
病院で相談したこともありますが、「飲み物を飲んだりする時に空気を飲みこみやすいのではないか」とお医者さんに指摘されたこともありますが、確かに人間が一日に放出する約2リットルのガスは、その半分ほどが飲み込んだ空気だそうです。
そして、もう半分が前述でも解説したように、消化できなかった食材・食品が大腸内の腸内細菌によって発酵を起こしたガスということです。
こういった点に着目して考えられたのが低FODMAP食です。
お腹にガスが溜まりやすい人は、是非一度、低FODMAP食を始めてみましょう!